雨と虹
- 織間 菜々子
- 2021年7月12日
- 読了時間: 1分
更新日:2021年8月29日

不確かな社会の流れに街が疲弊しているなと感じていたある日、突然殴りつけるように強い雨が降った。その雨には私たちのネガティブなエネルギーを力強く流し、洗いあげているような強い意志を感じた。とても潔い気持ちの良い雨だった。雨が上がり、地上は水に濡れ、夕暮れ時の太陽の光がやわらかく街を照らす。全てが洗い流されたような、スッキリとしたやわらかい空気と時間の流れがそこにあった。強い光のシャワーを浴びた後のような、全てが洗われてキレイにさっぱりしたような、柔らかくあたたかでクリアな景色。
虹が出る。街全体を包み込むような大きく美しい虹。空は別次元の世界を見せてくれる。わたし達はその下で旅をしているのだ。特別な何かがなくても特別な時間。
大いなる存在の無条件の愛のようなものを感じる。それはいつでも私たちを寛大な意識で包み込んでいる。それを実感する時、全ては大丈夫だと心に響き、感情、身体、自分の全てを通して、腑に落ちる。
私たちはいつでもその大いなる存在の元、見守られながら生きている。とてつもなく自然の、地球の、宇宙の、それ以上の。そのことに感謝しながら、旅を続け、与えられた毎瞬を慈しみ生きようと心に決める。
2021/7/11
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